20150716

灼熱の世界


Harley Davidson XL 883R 067


暑い。 暑すぎる。
エンジンという火鉢を抱えながら、上からは灼熱の太陽に焼かれ、周りからは車の排気に燻される。
ヘルメットで蒸され、溶けかけた意識をなんとか繋ぎ、自販機、コンビニ、道の駅、SAを、
まるで砂漠のオアシスのように、転々と繋いでいく。

なんてバカな乗り物なんだ。 と、言いながらもまた跨り、エンジンに火を入れる。
バカな乗り物なんてはじめっからわかってた。 だから乗ってるんだ。









2 件のコメント:

postpapa さんのコメント...

梅雨明けは待ち遠しいけれど、夏は・・特に日中はバイク乗りにとって厳しい季節ですね。
朝夕の涼しい時間に走ればそれなりに気持ちいいけれど、ロングツーリングとなれば日中も走らなければ無い訳で・・・
日常生活の延長の快適さを求めるのなら4輪車ですが、大変な事を知っていても乗るのがバイク乗りですね(笑)
私の車は軽自動車のコペン。
小さいけれどオープンカーです。
真夏の日中のオープンはしませんが、バイクと共通するのは開放感。
快適な空間を捨てて暑いだの辛いだの思いながらバイクで走るのは、この開放感の為じゃないのかと思います。
勿論それだけでバイクに乗ってる訳じゃありませんが、身体を大気の中に直接置き、宇宙まで境の無い乗り物に乗ってるんだと思うと、それだけで楽しく感じる私はおかしいでしょうかね(笑)

HIROYUKI さんのコメント...

ボクはなんでバイクに乗るのかと言われてもちゃんと答えられませんが、
バイクでしか味わえない感覚がいっぱいあって、だから乗ってる気がします。
例え寒くても、暑くても、その感覚が恋しくなる時がある。 だから乗りたい時に乗る。
逆もまた然りで、なぜか天気はいいのに乗る気が起きない時もよくありませすけど(笑